年明けから転職を考えている看護師の皆さんの動きが、確実に多くなってきました。4月入職に向けてはこの1月が正念場になるのではないでしょうか。
そんな中、今度こそ長く続けたい、と思いながらも短期間で辞めてしまった経験がある方は、少なからず次の転職時にどのような影響が出るか不安があると思います。今回は、採用側の声を元に、短期間で辞めた経験がある看護師さんの転職のポイントをまとめました。
最後に、現在悩んでいる方へベテランコンサルタントからのアドバイスもあるので、是非参考にしてくださいね。
1.なぜ短期間で辞めたのか振り返る
2.自分が一番やりたい事を決める
3.熱い気持ちを伝える
1. なぜ短期間で辞めたのか振り返る
面接時には必ずと言って、辞めた時の理由を聞かれます。勤務期間が短ければよりその点について聞かれます。なので、ここは避けて通れないと覚悟をして、しっかりと準備しておくしかありません。
その一歩として、どうして短期間で辞めたのか、きちんと振り返ってみる事をお勧めします。
「人間関係で退職しました」という方は確かに多いですが、それだけが退職の理由ではない事がほとんどだそうです。
それでも、人間関係だった場合はなぜそのようになったのか、どんな人が苦手なのか、などまで考えられるといいですね。
人間関係についてはどこの職場に行っても起こりうる事なので、他の問題点や自分の理想との相違は何なのか、逃げずに考えてみましょう。見つけないまま次の転職活動に進んでしまう事だけはやめて下さいね。
また同じ理由ですぐ辞めたくなってしまうでしょう。
2. 自分が一番やりたい事を決める
前職での振り返りを終えて初めて、自分は何が嫌で、何をしたいのか、が見えてくるのではないでしょうか?
スキルアップなのか、自分の時間が欲しいのか、給与なのか、
それを実現させる為にはどう行った職場があっているのか、具体的に想像してみましょう。
このプロセスがとても大切なのです。
自分で調べてみたり、時間がない方は、紹介会社のコンサルタントを上手に使うのも一つの方法です。
自分の希望にあう職場を教えてくれるでしょう。ただ、希望とは違う職場に誘導されることもあるので、気をつけてくださいね。
自分がやりたいと思うことを見つけておく事は、全ての転職希望者に言える事ですが、短期間で職場を変えている人には特に重要なんです。
ぜひ一度落ち着いて考えてみてください。
3. 熱い気持ちを伝える
自分が一番やりたい事が明確になれば、後は、面接時にその思いを率直に、熱く語りましょう。
上記二つのプロセスを踏んだからこそ説得力のある説明が出来るのです。
どうしても雇う側は、当たり前ですが長く働いてほしいと思っているので、短期間で辞めた事実は、マイナスイメージです。それに打ち勝つには、反省の気持ちと謙虚な姿勢を忘れず、自分がどう行った事をこの職場で成し遂げたいのかを前向きに伝える事が何より大切なのです。
欲を言えばもう一つ、以前と同じような状況になった場合は、経験を活かしてどんな風に対応するかなどを伝えることができればさらに良いですよ。
まとめ:悩める看護師さんへアドバイス
辛くて体調を崩してしまうほど追い込まれているのであれば話は別ですが、今まで多くの看護師さんのサポートをしてきたコンサルタントの本音を聞いてみたところ、
「なんとか3年は頑張って欲しい・・・」
との事です。どうしても短期間の転職が何回かあると、面接に至るまでの書類選考の時点で落とされてしまうことも少なくないのだそうです。
最近は転職に対する考え方も柔軟になって来ましたが、看護師さんの転職市場ではまだまだ「石の上にも三年」と言った感じでしょうか。手技などの面でも3年未満、というだけで不安を抱かれてしまう事もあります。
3年頑張れば退職金が出るところも多いので、焦らずに次の職場を探す事も可能です。
少しでも自分の希望通りで好待遇の転職をしたいのであれば、まずは2、3年。頑張ってみてください。今転職を考えている方にとっては、辛いかもしれませんが、一つの指標にして頂けると幸いです。必ずその先には新たな道が開けます。
それでも転職を考えたい方は、退職する前に一度メディカルCOCOに相談してみてはどうでしょう。客観的な立場と豊富な業界の知識から、より具体的なアドバイスがもらえます。メディカルCOCOは無理に転職を迫る事はないので安心ですよ。
まずは一人で悩まず、一歩踏み出してみませんか。
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