看護師という職業は、患者さん、家族、医師、同僚、他職種のスタッフなど、色々な立場の人と接することが圧倒的に多いですよね。その為、看護師さんに多い悩みも人間関係がメインです。
もっと言うと、退職理由のトップも細かく分けると多少の違いはありますが、人間関係が起因となっています。
今回は、そんな看護師生活を左右しかねない人間関係をうまく切り抜ける一つの切り口になるかもしれない、「性格統計学」からみる伝え方のポイントをご紹介します!
自分の想いが伝わらない! 看護師あるある
・自分ではしっかり伝えているはずなのに、新人がなかなか理解してくれない。
・相手を気遣って言ったつもりなのに、なぜか怒らせてしまった。
・自分の意図と違うニュアンスで受けとられてしまった。
・仕事を頼んだつもりなのに、伝わっていなかった。
看護師さんに限らずこのような体験をした事がある人は多いと思います。
ただ、患者さんとの対応など複雑なコミュニケーションが必要な看護師さんだと、このような思いをする事はもっと頻繁にあるのではないでしょうか。
それを解決する一つの方法として「性格統計学」と言うものがあるそうです!
相手に伝わらないのには理由があった?!
性格統計学とは、株式会社ジェイ・バン代表の稲場真由美さんが16年間のべ12万人の統計データを解析して、人間関係がうまくいくコミュニケーション法まとめた学問だそうです。
今回は、こちらの紹介ではないのですが、こう言う考え方を知っておく事で、人間関係でのストレスを少しでも減少できると思うので取り上げさせて頂きました。
性格統計学では人はコミュニケーションにおいて4つのタイプに分け、そのタイプごとにあった伝え方をしないと、なかなか相手に伝わらない、としています。
まずは自分はどんなタイプかをこの切り口で考えてみるとどうでしょう。少し腑に落ちる部分はありませんか?
まとめ
自分が伝えたい事が伝わらないのは、自分や相手のせいでなく、それぞれパターンが違うからなんだ、と理解していると少し違う伝え方を試したり、すぐイライラしたりせずに済みそうではないですか?
患者さんがどのタイプか、まではすぐに分からないと思いますが、同僚や部下など身近な人から試してみるといいかもしれません。人間関係の悩みが多いのは、それだけ伝え方のミスマッチが多い、と言う事です。
伝え方を意識する事で、看護師の皆さんにとっても効果があるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。