そろそろ多くの自治体で、来年度の保育園の新規申し込みや継続申し込みが始まる時期になってきました!
復帰を考えているママさんナースの方も、来年に向けて活動を開始していらっしゃいます。今回は、そんなママさんナースが転職先を探すときのポイントや、現状をお伝えします。
まずは申し込み基準を熟読
保育園に入れるためには、事前の情報収集と申し込み基準の確認が、とてもとても大事です。去年も申請したし、待機分のポイントがついているから大丈夫、と思っていたら全く基準が変わっていて2年目も認可保育園に入れなかったという人もいます。
最新の申請書類をもらい、預けるための勤務基準などをよく確認しておきましょう。
これが、保育園に預ける事を前提として、転職先を決めるときに重要になります。
保活と転職活動を進めるには
現在働いていない看護師さんが保育園に預けて復職したい、と思っている場合は、どうしても保活と転職活動を並行して進める必要があります。
休職中でも保育園に申し込むことは出来ますが、保育開始から半年以内に就職できなければ退園になってしまうなどの制限があるので、注意が必要です。
ただでさえ子育てで時間が取られてしまうのに、その中での転職活動。本当に大変です。COCO子も面接会場まで子供を連れて行き、その間主人に預け、面接が終わったらまた子供を連れて帰る、という転職活動を行っていましたが、やはり面接に集中でしづらいですし、精神的にもしんどかったです。
最近では、子育てに理解のある医療機関も増えてはきましたが、まだまだ少数です。女性が多い職場だからこそ、厳しい面もあります。
自分一人で探そうとせず、早い段階から信頼できる転職エージェントを見つけ、プロに頼むという事も効率的でいいと思います。
ママさんナースの転職事情・・・
ママさんナースが希望する復帰後の勤務条件
・夜勤がない
・土日祝が休み
・残業が少ない
・委員会・勉強会などの時間外活動が少ない
・子育て世代のスタッフがいる
・通勤時間が短い
ご自身の希望と比べてどうでしょうか?ほとんど一緒ではなかったでしょうか?
これらの条件にあった所に就職できれば最高だと思いますが、多くのママさんナースが希望している条件である事も忘れてはいけません。
それだけ競争率は高いですし、なかなか空きも出ません。給与も想像以上に下がってしまいます。
よく広告で見るママさんナースが働きやすい条件の上に高給与、という求人は他に何かある、と疑った方がいいかもしれません。これが現実なのです。
最後に
条件だけで探そうとすると、正直なかなか見つからないかもしれません。
その結果、申し込み期限が近づき焦ってしまい、今までの希望とは全く違う所に無理をして決めてしまう人もいます。
それでは、本末転倒ですよね。
確かに、まず働き始めてみる、という事も大事です。
とはいえ、これだけは「譲れない」という最低限の条件までも妥協して決めてしまうと、続けることは難しいでしょう。ましてや、子供に影響を与えてしまうのは、母親としてとても耐え難いと思います。
子供の成長は、あっという間です。自分の働き方とのバランスをよく考えて、何を優先したいのかをよく考えてみましょう。その中で妥協できるもの、周りに助けてもらえることは助けてもらう、など視野を広げていくと、新しい転職先が見つかるかもしれません。
メディカルCOCOでは、同じようなママさんナースのサポート経験も豊富です。ぜひ悩んでいる方はご相談ください。