女性の多い仕事である看護師さんは、1年を通して「日勤のみ」の仕事を希望される人が多いです。
『看護師に人気の働き方「日勤のみ・年収400万円以上」の現実』でもその本質について解説しましたが、今回は、「日勤のみ」と働き方を絞っている看護師さんにこそお伝えしたい『賢い仕事の探し方』を伝授します。
「日勤のみ」の働き方をしたい本当の理由とは?
日勤のみという事は、裏を返せば夜勤なし、という事ですよね。
看護師を続けていく上で1番の問題は実は夜勤ではないでしょうか。転職を考える時の条件選択は、給与・休みの前に夜勤のあり・なしからスタートしているはずです。
夜勤が出来るのか、出来ないのか、で働き方・働く先が全く変わってくるからです。
結婚・出産・育児、その他親の介護や看護などライフスタイルの変化。体力的な事や夜勤のリズムが合わない。夜勤が出来ない理由はそれぞれです。
ただ、夜勤が物理的に出来ないのか?それとも、やりたくないだけなのか?では、大きな違いがあります。
この違いの整理をしないまま、とりあえず「日勤のみ」の希望条件にする事はとてももったいない事なんです!
あなたが夜勤をしたくない本当の理由は何でしょう?
自分のイメージのまま夜勤を決めつけないで
新人の頃に夜勤を経験する人が大半だと思います。その時、経験した夜勤のイメージをずっと持ち続けていませんか?
実は「ここなら夜勤もできるかも」と思える職場は意外にあるんです。
例えば、
子供を預けられる託児所がある病院、(出産すれば退職するしかない病院だった人)
夜勤回数が月に1〜2回しかない病院(4,5回の夜勤はしんどいから無理と思っていた人)
夜間帯の看護師が2人以上いる病院(夜勤帯が一人だと不安で怖いと思っていた人)
これらすべて「夜勤あり」の求人にまぎれているのです。
このように自分の数少ない夜勤のイメージだけで「日勤のみ」でしか働けない、と決めつけている人がとても多いのです。
実例!こんなケースも
より良い転職にする為には、時には希望する条件を見直す事や、その本質は何なのかを改めて考える事が大切です。
・日勤のみを希望していた看護師さんが、将来の夢の為に収入面を最優先にして夜勤もやる事にしたケース。
・夜勤も検討していた方が、結婚を機に、将来の子供の事を考えて、透析(日勤・日曜休み)に転職したケース。
・ICUの超多忙な夜勤に疲れ果て、日勤のみを希望していた看護師さんが、緊急性の少ない回リハ病棟の夜勤ありの職場に転職したケース・・・etc.
これらはメディカルCOCOのサポートにより実現したケースです。
当初ご自身が思っていた形とは異なりましたが、ご自身の夢や将来の事をしっかり考えた転職になったので、とても充実された毎日を過ごされています。
最後に
いかがでしたか?
転職はタイミングが重要ですが、事前の情報取集やライフプランをイメージする事で準備しておく事もできます。
1番良くないのは条件にこだわりすぎる事です。
なぜならこだわりすぎる事で求人がなかなか見つからず、そうしている間に就職しなくては!という焦りから妥協をして入職を決めてしまうからです。
結局、前職をやっぱり辞めなければよかったと出戻る人も多いです。ただ、前と同じように働けない事も覚悟しておかないといけないでしょう。
そうならない為にも希望条件を見直す事と、将来を見据えた転職活動をする事が『賢い仕事の探し方』なのです。
希望条件を登録すると、次々と求人が送られてくるスタイルのサポートだと確かにスピード感はあるかもしれません。しかし全てが条件と合致しているとも限りません。希望と合致する求人があったとしてもそれは条件だけであって、実際にあなたに合うかどうかは分かりません。
そういう悲しいミスマッチが起こらないように、メディカルCOCOでは単に条件面で探すのではなく、一人一人に応じたサポート・相談を心掛けています。看護師さんの夜勤問題も一緒に考えます!ぜひ一度相談してみてください。