看護師人生をRE・Startしたいと思ったら、
メディカルCOCOにお任せください。

メディカルCOCO

メディカルCOCOは医療に関わる人たちが、
幸せになるためのお手伝いをする会社です。

①看護師の悩み・・・

コロナに奮闘する看護師、今後の環境はどうなる?

  • 投稿日:2020年07月16日

なかなか落ち着く気配のない新型コロナウイルス 感染症。その中で自身の感染リスクも抱えながら、患者対応をして下さっている医療従事者の方々には感謝しかありません。

ここ最近また感染者数が増えてきていますが、政府は「まだ医療体制は逼迫していない」と言い続けています。本当にそうなのでしょうか・・・

今回は、コロナ以前から懸念されていた看護師不足・看護師過多と言う予想を元に今後働く環境がどうなるのか考えてみたいと思います。


看護師人数は毎年増加


超高齢化社会が訪れるとされる2025年。その時の看護師不足は6万〜27万人とも言われています。特に訪問看護師の需要が大きく伸びると想定されています。

実際は、ここ10年の数値で見ると年2%、約3万人の看護師さんが毎年増えている計算です。このまま増え続けると、「看護師資格を持つ人」の数としては、2025年のピーク時にある程度の看護師不足は解消できている事にはなります。

それだけ、結婚、出産後も働き続けられる職種、仕事に困らずある程度の年収を稼げる職種、として現在も人気がある仕事と言えます。

また看護学部の新設ラッシュも続いていて、看護師需要の期待が伺えます。


実際の現場は?


働いている現場の看護師さんの印象はどうでしょう?「人気の職種?」と思った人も多いかもしれません。

「人気」と言われるほど看護師さんの働く環境は変わったのでしょうか?3Kと呼ばれるほど過酷な職業として取り上げられる事も多い看護師さんの今の状況はどうなのでしょうか?

結論、あまり働く環境は変わっていません。コロナ禍の真っ只中である今は正直悪化していると言えるかもしれません。

それでも看護師を目指す人が増えているのは、不況に強いと言われる「資格」だからと言う面も少なからずあると思います。

現に、50歳になって周りの人から「やっぱり資格を取ったほうがいい」と言われてなんとなく、看護師資格を取得した、と言う方もいらっしゃいます。

ただ、資格を取ったからすぐに安定した仕事につける、は全く別である事も忘れてはいけません。


看護師過多になるかも?


コロナ禍による外来控えでの経営状況の悪化。今まさに直面している医療機関も多いと思います。これが医療機関淘汰の始まりになるかもしれません。

コロナ禍以前から、厚生労働省の旗振りの元、医療財政の削減の一環として病床数の減少が進められていました。その中での新型コロナウイルス 感染症の流行。

コロナ禍が長期化する中、外来患者が戻っていない医療機関がほとんどです。

本当に必要な人だけが受診する、と言う本来あるべき姿に近づいた、と言う見方もできますが、医療機関の経営はまだまだ患者数ありきです。患者が少ないから、外来看護師を減らした、と言う医療機関も実際に出てきています。

「看護師過多」と言う状況もそう遠い未来でないかもしれません。


今後・・・


「看護師の資格保有者数」は増えている反面、資格は持っていても看護師の職についていない潜在看護師も相当数いる事を忘れてはいけません。

現に、コロナ病棟の看護師不足は深刻です。使命感の強い看護師の皆さんが、日本の医療崩壊をなんとか食い止めて下さっているにすぎません。

今後は、名実ともに「人気」の仕事になるには、もっと現場の看護師さんの働く環境がよくなる必要があります。このコロナ禍がそのきっかけとなり、看護師さんが安心して働ける環境になる事を強く願います。

 

           看護師人生のRE・Startはここから ご質問。・ご相談など気軽にお問合せください。

受付時間 10:00-19:00 (定休:土日祝)

ページ上部へ戻る