スタッフブログCOCO子のココだけの話vol.50〜デマ〜

学校行事の中止が決まったりと、身近に感じられるようになった新型コロナウィルス。

今週はそんな中で、疑問に感じたり、モヤモヤする出来事があったので書きたいと思います。（あくまでもCOCO子個人の意見なのでご理解頂ければ嬉しいです。）

毎日のように感染拡大のニュースが流れているので、嫌でも気になってしまいますよね。様々な情報がある中で、やはり子供をもつ保護者の方には、気にしている人が多いのは事実だと思います。

そんな中、COCO姫のクラスLINEでも、「こんな情報が回ってきたので共有します」「こんな話を聞きました、気をつけましょう」というやりとりが。

COCO子自身としては、正直こういったやり取り自体、違和感がありました。どれも特にエビデンスもなく知っている人から聞いたよ、という程度の情報。普段ならその程度の情報をクラスのグループLINEに流すかな、と。

極め付けは、

「6月に特効薬が出るので、それまでの辛抱ですよ」とあるパパからのLINE。

？？？

周りの医療関係者や、厚労省関係者などからそんな話は一切聞いた事はありません。もし本当であれば嬉しい事ですが、臨床試験などの期間を考えても今年の6月には到底無理だと思います。

それを、特にどこからの情報である、という根拠もなく投稿。COCO子の知る限り、このパパは医療従事者でも関係者でもなく、全く違うお仕事をされています。

その上、「デマには気をつけてください」と。。それを受けて、何人かのママが他にも拡散。

デマかもしれない情報が広まってしまう瞬間を目の当たりにし、怖さを感じました。

昨日のニュースで、マスクをしていない人が咳き込んだ事で、電車の緊急停止ボタンを押した人がいる、という報道がありましたが、これもとても怖い状況ですよね。コロナとは関係なく、普通の風邪もひくし、特にこれからの季節は花粉症の人だって増える。ただ咳をしただけで、、、

その報道を聞く前に、ちょうどまたしてもCOCO姫クラスLINEで「咳をしている子がいた！」という投稿があり、

いやいや、あなたの子供はずっと鼻水垂らしてるよ、、とツッコミたくなった所だったのでより身近に感じました。

そんなに人って敏感になってしまうものなんですね。

ちょうどCOCO太郎が花粉症の症状がひどくなってきて咳もしているので、こういう過敏になっている人に嫌なことを言われないか心配です。

COCO子が学会の事務局で広報をしていた頃も、こういう医療関係の問題が起きた時、報道関係者から「取材に応じてくれそうな先生を紹介して」という連絡が多く来ました。

そういった際にどの先生が適任か、を判断するのは、「専門性」より「取材に応じてくれそうな先生」という事の方が優先されるんです。言葉は悪いですがメディアに出たがりの先生もいらっしゃいます。しかし本業が忙しくて取材なんて受けている時間がない、という先生の方が大半です。

何が言いたいかと言うと、テレビで解説をしている先生が必ずしも詳しい、と言う訳ではないと言う事です。

それでもニュース番組では、コロナ関係の報道をする為に先生方を呼んできては無茶な質問をしているように感じます。

つい先日も「小さな子供だとだるい、とか言えないのでどう判断すればいいですか？」と大きなテロップまで作って、著名な先生に質問していましたが、愚問としか思えませんでした。

コロナ以外の病気でも同じだし、親は普段の様子から異変を感じとるしかない。当たり前のこと。

先生の回答も全く同じでした。それ以上答えようがないですよね。

優秀な人材の無駄使いだとしか思えませんでした。

今回はかなり個人的な意見になってしまいましたが、皆さんはどう思われますか？

医療従事者の方は、もっと身近に感じていらっしゃると思います。

根拠のない噂が飛び交い、偏見や差別が起きないように冷静に対応したいですね。

これからの卒業、入学シーズン。

人生一度の行事を無事迎えられる事を願うばかりです。