突然ですが皆さん、親孝行していますか?
COCO子は結婚と当時に主人の転勤で地元を離れ、仕事が忙しかった事を言い訳に、年に1回会うか会わないかの状態をかれこれ10年以上続けていた上に、父がほぼ寝たきり状態になってからも母の「自分の家庭を守りなさい」と言う言葉に甘え、介護を母に任せっきりにしていた、親不孝者です😢
自覚はあったものの、自分の事で精一杯だったのも事実。
そして親孝行出来ないまま、先週父が他界しました。
かれこれもう5年以上、最新の医療により”生かされている”と言う状態だったので、正直悲しいと言う気持ちより、本当に父も母も頑張ったな、という気持ちが強いです。第一に母が「やれる事はやった、悔いはない」と言っていたので、それが何より。
こんな事をブログに書くのか悩みましたが、お葬式の時にお寺さん(COCO子の産まれた地域では和尚さんの事をこう呼んでいます)から「これからはお父さんの事を語り継いで下さいね」とお言葉を頂いたので、この場をお借りして父を偲びたいと思います。
父を一言で言えば『仕事人間』。家族の為に仕事、家でも休みの日も仕事、病院に行くくらいなら仕事、仕事大好き、ザ・昭和の人、と言う感じでしょうか。平成と共に終わりましたが。そのツケで、晩年は闘病生活になりましたが、本当に豪快な人でした。
父とまともに会話が出来たのはいつだったんだろう・・・ここ数年は、私から一方的に話すだけで、父はニコニコ笑っているだけでした。
ただCOCO太郎やCOCO姫にとっては、いつも話さないけどニコニコしているのがおじいちゃんのイメージなのだそうです。たまにしか会わないのに、そんな風に覚えていてくれた事にビックリ。子供ながらに見ているんですね。
お寺さんからの言葉を真剣に聞いて、棺に綺麗にお花を飾ってくれたり、天国でお腹がすくと可哀想だから、と自分のおやつをいれてあげたり、少し成長した気がします。
ちょうど1ヶ月前に法事で帰省した時に撮ったCOCO姫と一緒にニッコリ笑っている写真が遺影となりました。これも何か分かっていたのでしょうか・・・。やはり会える時に会っておかないと、とよく聞きますが、本当ですね。年末の忙しい時期だったので帰省するか悩んでいましたが、帰ってよかったです。
「体も魂もなくなって、天国に行きますが、想い出は永遠です。」
告別式の後にお寺さんがおっしゃった言葉です。
今まであまり子供達に父の元気だった頃の話をした事がありませんでしたが、これから沢山、話してあげたいと思います。
父に言われて今でも覚えている言葉『頑張っていれば、絶対誰か見てくれている』
この言葉もCOCO太郎、COCO姫に伝えようと思います。いつか思い出してくれるといいな。