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①看護師の悩み・・・

コロナ禍での復帰を目指す看護師が確認すべき5つのポイント

  • 投稿日:2020年05月28日

緊急事態宣言後、すぐに看護協会から離職中の看護師、准看護師、保健師など約5万人に復帰を求める動きがありましたが、4月8日〜5月18日までに700人の方が復職したそうです。

この数字をどう捉えるかは別として、看護師の復職は今までも望まれながらもなかなか増えなかった現実もあります。

このコロナ禍を期に、仲間を助ける為にも復職を考えている看護師さんに。少しでもムーズに復帰できる5つのポイントをまとめました!ぜひ参考にしてみて下さい。


1. 今更、と思わず「看護の基本」をおさらいしましょう


医療は日々進歩し、仕事のやり方も職場によってさまざまです。ブランクがあると、こうした現場の変化についていけるか不安を感じてしまいますよね。
しかし、どのような診療科でも看護の基本に劇的な変化はありません。少しでも不安を解消するために、まずは当たり前、と思われるかもしれませんが、「看護の基本」をおさらいすることからはじめましょう。
以外にもこの壁を乗り越えられず、ずっと悩んでしまっている方も多いんです。

今では、看護技術が学べる動画や、看護協会や看護学校などが主催するインターネットを通じた看護職向けの配信研修、看護の基礎を学習するアプリなどもあるので、自宅にいながらできます。自分のライフスタイルに合った方法で「看護の基本」をおさらいし、ブランクの不安を解消しておくと、復帰後もスムーズに始めやすいですよ。


2. 看護協会などが主催する復職支援セミナーを活用しましょう


ブランクのある看護師さんがスムーズに職場復帰できるように、全国各地でセミナーが開催されています。特に今は、看護協会が積極的にサポートしてくれます。最新の医療機器の取り扱い方や操作方法など、現場に近い看護技術を学ぶことができるので、復職前にこうしたセミナーを活用するのもおすすめです。

【復職前に確認しておいた方がよいスキル】
・採血、注射
・バイタル測定
・医療機器、器具の使用方法
・感染予防
・清潔ケア
・排泄
・食事介助
・体位変換、移動
・酸素療法、吸入

研修では、このような必要スキルを身につけられます。特に復帰前に一番不安を感じる人が多い「採血・注射」、いわゆる穿刺については、受講しておいて損はないと思います。

子供の一時預かりを行っているセミナーも増えているので、育休から復帰する看護師の方にもお勧めです。


3. 働き方をシミレーションしてみましょう


復帰を考えている方の中でも、状況は様々だと思います。とはいえ、復帰前と同じ条件、環境で働ける人は少ないのではないでしょうか。

そういった事を踏まえて、復帰後はどのような働き方ができるのか、を今のうちに考えておいた方がいいと思います。

その働き方は自分だけでなく、協力してもらう家族にも説明し、同意を得ておければもっと心強いですね。

やはり復帰後は何が起こるか分かりません。せっかく自分自身は準備万端で復帰しても、自分一人ではどうにもならない事もあるので、是非家族にも意見を聞いておきましょう。後から喧嘩にならない大切なポイントです。


 4. プライドは一旦置いておく


復職しても、またすぐ辞めてしまう方も残念ながら多いです。

では、どうして勇気を出して復職したにも関わらずまた辞めてしまったのでしょうか。それは、精神的な面が大きいようです。

いきなり復職して、以前と同じように看護業務をこなせる訳はありません。頭では理解出来ていても、実際現場で、自分より若い看護師さんに注意を受けたり、分かっていて当然、というような態度を取られたらどうでしょうか?

誰でもプライドを傷つけられた気持ちになりますよね。けれども、復帰したら誰もが最初は通る道だ、と思って乗り切っていく必要があります。

この心構えを事前に持っておくだけでも感じ方が変わるのでお勧めです。


5. 医療機関選びは、慎重に


転職の時でも、復職の時でももちろん就職先の医療機関選ぶは慎重にする必要はあります。しかし、復職を考えている方には特に慎重になって欲しいと思います。

なぜなら、病院自体が復職者を受け入れる体制になっていない場合もあるからです。

新人と同程度のフォロー体制が整っているか、時短勤務などの環境の整備が出来ているか、確認してみましょう。

また同じ職場に復職した看護師がいるかどうかも大きなポイントになると思います。すでに看護師同士の中でも受け入れる雰囲気が出来ていると考えられるので、安心できるのではないでしょうか。


 まとめ


いかがでしたか?

どうしても今は求人側も急いで採用しようとしている可能性が高いので、いい話に流されず、復職した後の働き方をイメージしておく事がとても大切だと思います。ある程度の覚悟も必要です。

コロナ禍の今だけ、と期限付きで復職するより、せっかくならそのまま働き続けられる環境の方がいいですよね。看護協会も積極的にマッチングをしていますが、アフターコロナを見据えた視点で、よく考えて選んでくださいね。

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