医療業界の中でも働き方改革が進む中、労働時間の短縮は大きな課題になっています。
管理者側から業務の効率化を強く言われている医療機関もあるのではないでしょうか?しかし、ただ「効率化しろ!効率化しろ!」と言われても、何をどうすれば良いのか分からないですよね。
でも、その中でもいつも仕事が早くて先に帰る人、っていませんか?
今回は仕事が早い人がどう言う思考で仕事を行っているのかを紐解きながら、すぐに真似できるポイントを解説します。
仕事が早い看護師はここが違う!5つのポイント
・準備が完璧
・隙間時間を上手に活用
・いくつものをタスクを同時に処理している
・優先順位を常に考えている
・人に助けを求めるのも早い
どうでしょう。いくつ当てはまりましたか?
現場では、看護業務については一から教えてくれても、一つ一つの作業の効率化については教えてくれないと思います。しかし、仕事が早い人は、このようなポイントを無意識でやっていたりします。
これを意識するだけで誰でも成果を出すことが出来ますよ。
ポイントを一つずつ解説!
・準備が完璧
どんな仕事でも「段取り8割」と言われますが、看護師さんにとってももちろん同じ。
病棟看護師なら詰所から病室循環に行く前に、患者に合わせて必要な物を最初からすべて持っていく、忘れ物がないことをしっかり確認する、と言う事を徹底するだけでも、何度も詰所に取りに来る無駄な時間がなくなります。
当たり前のようですが、毎日の忙しさに流されていると、忘れ物が多くなっていませんか?
・隙間時間を上手に活用
看護師の仕事はいくら処置や患者対応が早く終わっても「記録」が終わらないと帰れないですよね。仕事が早い人は、隙間時間に先に記録を終わらせているんです!
一つの作業ごとに終わったーと、同僚同士で愚痴タイムもたまには必要だと思いますが、その時間の半分でも先に記録を済ませる時間に当ててみてください。
あとでまとめて書こうとすると、なかなか思い出せず時間がかかる事も、終わった直後ならすぐに記録も終わります。間違った記載をするリスクも減り、良い事づくしだと思いませんか?
・いくつものをタスクを同時に処理している
・優先順位を常に考えている
・人に助けを求めるのも早い
これら3つのポイントはそれぞれがリンクしています。
日々、何人もの患者さんを管理しているので、常にいくつものタスクをこなしているとは思います。ただそれを看護業務だけにしていませんか?
仕事が早い人は、常に無駄な動きがないように一緒にできる事はないか、を先回りして考えています。
その為には物事に優先順位を付けていないと出来ないですし、その中で自分では無理だ、と思った事は人に振るのも早いです。看護師はチームワークが大切なので、仕事を分散する事も大事ですよね。早く頼む事で断られる可能性も低くなります。
振られた人も、ギリギリで言われるより対処しやすいので、WinWinの関係になります。このような関係性を自然と築けていくのです。
まとめ
いかがでしたか?
「効率化しないと」と難しく考えず、まずは同じ職場で仕事が早いな、と思う人を観察してみても良いかもしれません。きっとすぐに真似できるコツがあるはずです。
家事と同じと考えても良いかもしれません。帰ってからご飯の用意や掃除、洗濯をどうしようかな、と考えていては遅くなってしまいますよね。頭の中で、「これとこれは先にやっておいて・・・」といつも段取りをしているはずです。
それを仕事にも活かせば、時間に追われる生活から少し開放されるかもしれません。ぜひ早速やってみてくださいね!