どんな転職にも面接は付きのものです。その中でも看護師さんは患者さんやご家族はもちろん、医師や同僚看護師、他部門の職員などとの連携が取れなければいけないので、採用側もコミュニケーションが取れる人材かどうか、面接で見極めようとしています。
今回は、そんな転職の”キモ”とも言える面接のポイントと、最近のコロナ禍での変化と合わせて皆さんに注意してほしい事をお伝えします。
1. まず事前準備はしよう
面接は当日だけでなく、事前準備から始まっています。転職エージェントからの紹介だとしても、転職先の病院の経営理念や看護部長の考え方、どのような特徴を持った病院なのか、他の病院とどのような違いがあるのか、程度は調べておきましょう。
また看護部のサイトがあるようであれば、見ておくとどのような取り組みをしているか、分かりやすいですね。
志望動機なども考えやすくなります。
その中で、逆に分からない事があれば、面接時に質問できるようにメモしておく事もお勧めです。
面接時には、採用者から「最後に質問はないですか」と聞かれる事が多いので、その際に具体的な質問ができれば好印象を与えられますよ。
2. 前職についてネガティブな発言は控えよう
職場でも転職の話が日常的に行われている看護師の皆さんは、転職が身近な存在。その為か、面接時にもあまり意識せず、前職の悪口や愚痴をそのまま言ってしまう人、実は結構います。
確かに、正直な気持ちなのかもしれませんが、採用側はあまりいい印象を持てないですよね。せっかくの面接のチャンスなので無駄にしない為にも、前職でのネガティブな体験談は控え、ポジティブな志望動機と自己PRが言えるように、考えておくよといいですよ。
何度転職を経験したとしても、それぞれの転職先に合わせて志望動機や自己PRを考えるのは、とても労力がかかります。しかも仕事をしながらの転職活動であればなおさら負担です。
そういう時は、転職エージェントにアドバイスを求めてみてるのもいいかもしれません。
3. 面談に同行してくれない転職エージェントが増加中?!
さて後は面接本番。コロナの影響も多少ありますが、マスク着用で対面で面接を行っている所が大半です。
緊張の中、一人で行くよりやはり自分の味方である転職エージェントの担当者も同席してくれた方が心強いですよね。しかし、実際には直前になって「行けなくなった」と言われて同行してもらえないケースが以前からあったのですが、
今は、コロナ禍を理由にして「密になってしまうので、同行できません」や「リモート対応のため、面談や面接の同行は行っていません」と当然のように言われるケースが増えているそうです!!
皆さんもそんな言葉に納得して、せっかく転職エージェントを利用しているのに肝心な面接の時に一人でドキドキしながら行っていませんか?
「密になる」事を理由に同席を断る医療機関は特にありません。もちろん、事前の体温チェックやマスクエチケットは必要ですが感染予防をしていれば、同席は可能です。なのに、同席しないのは、エージェントの都合だけ、と言う事です。
4. まとめ
ただでさえ、面接時は不安なものです。そういった時に、第三者として両方の話を聞いていてくれる人がいるのは、安心ですよね。採用側も間違った事は言えないな、と思うはずです。
なので、コロナ禍の今でも変わらず、メディカルCOCOは面接には必ず同席しています。面接を受ける看護師さんの不安も減ると思います。
稀に「同席不可」の病院もありますがそういった際も必ず現地まで一緒に行きます。そして、面接後すぐに紹介時の条件と変わっていないか確認しています。それがミスマッチを起こさない転職の秘訣だと思っています。
あなたが登録している転職エージェントは、担当者が一緒に面接に来てくれますか?コロナ禍を都合よく利用して断られていませんか?
対応に疑問を感じたり、不安を抱えて面接に行くような事がある時は、一度メディカルCOCOに相談してみてはどうでしょう。