元々転職をする人が多い看護師業界ですが、その中でも特に年末から来年3月にかけて、とりわけ転職に向けて動き出す人が多いですよね。看護師業界のあるあるかもしれません。
そんな雰囲気に飲み込まれ、普段は転職を考えていない人まで、少し不安になって転職サイトを見てしまったり、自分の働いている環境に疑問を抱いたり・・・していませんか?
今回は、そんな周りの雰囲気に振り回されない方法をご紹介します。
周りの転職モードに巻き込まれやすい看護師のタイプ
・じっくり転職を考えた事がない人
・人手不足の職場で働いている人
・悩みが漠然としていて、まとまっていない人
このようなタイプの看護師さんは、同僚が転職活動をしている事を知ると「えっ、うちの病院ってやばいの?」「他にいいところがあるの?」と気になり始め、今まで気になっていなかった職場環境ついて疑問を抱くようになります。
その中でも特に、普段から満足している訳ではなく、なんとなく不安や悩みを抱えながらも頑張っている人ほど、転職についての知識もないまま、周りに流されやすいので要注意です。
まずは悩みをグルーピングしてみよう
同僚の転職話に不安になって自分もした方がいいのか悩んでいる人は、まず転職する・しないは置いておいて
頭に浮かぶ今の職場の不満や、悩み、をまず書いてみましょう。
次に、書いた悩みの似ているもの同士グルーピングしてみましょう。(ex.残業が多い・有給が取れない・シフトの希望が通りにくい などは「休み」関連の一緒のグループ)
グルーピングした仲間が一番多い悩みが、今あなた自身が一番課題と思っている事です。
例えば、自分ではなんとなく給与が少ない事が一番の悩みだと思っていても、それより人間関係ややり甲斐がない悩みの方が多く出てきた、という場合は、自分が本来求めている働き方は給与だけではない、という事が客観的に分かります。
頭の中で考えているとモヤモヤが大きくなるだけで、なかなか自分の悩みの実態が分かりにくいです。紙に書き出し、目で客観的に見る事で、周りに関係なく”自分が”どうしたいのか、本当に転職をした方がいいのか、落ち着いて判断しやすくなりますよ。
自分の悩みと他人の悩みは違う!
当然と言えば当然ですが、人それぞれ転職をする理由、目的は違います。抱えている悩みも違います。
しかし、どうしても辞める人達から新しい職場の話を聞いたりすると、自分だけ取り残された感覚になってしまい、他人の悩み=自分の悩み と勘違いしやすいです。
こんな時にも、先に説明したように悩みを整理する事はとても有効です。ぜひ一度試してみてください。
まとめ:それでもやっぱり不安な時は
いかがでしたか?
自分も周りと同じように転職した方がいいのかな、と思った方はぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
なんとなく転職活動を初めてしまうと、ブラック転職エージェントのいい”かも”になってしまうだけです。それだけは避けたいですよね。
それでも一人で悩みの整理なんてできないよ!そんなの面倒臭い!と思った方は、メディカルCOCOなら悩みの整理から一緒に手伝ってくれます。いきなり転職を考えるのではなく、まず一歩ずつ。モヤモヤを解消してみましょう。