メディカルCOCOアドバイス事例1　★1年目〜3年目編★

投稿日：2019年05月09日

悩みも多く、離職率も高い看護師さんですが、一言で「悩み」と言っても、実は看護師歴によってその悩みの本質は全く違います。その本質を見極めずに、表面上の不満だけで転職を考えてしまうからこそ、また同じ状況になってしまうのです。

それぞれの年代に合わせたサポートを得意とするメディカルCOCOのこれまでのアドバイス事例をご紹介します！

1.入職〜3年目まで【目安：20代】　←　今回はここ
2.5年目〜10年目【目安：30代前半】
3.15年目〜20年目【目安：30代後半から40代】
4.30年以上【目安：50代以上】

入職〜3年目まで　どんな時期？

誰でも新人の時期は必ずあります。そして、誰しも看護師としての洗礼とも言うべき厳しい指導を受け、じっくり考える余裕もなく毎日必死に働きながら、この先続けていけるのか、と悩みながら1年目・2年目・・・と成長して行く一番大変な時期でもあり、大事な時期です。

そして、3年目。だいぶん周りの状況も見えるようになり自分一人で任される業務も増えます。と、同時に今まで一緒に頑張ってきた同期が異動で離れてしまったり、違う道に進んでいく時期にもなります。

どんな悩みを抱えているの？

・1年目の看護師さんで、一番多い相談はスバリ「看護師に向いていないかも」という悩みです。（ちなみに次に多いのが「ブラックな病院かも？」という悩みですね。）

何度も先輩から注意され、怒られ続けると自信がなくなるのも無理はありません。尊敬できるような先輩が一人でも身近にいれば違ったかもしれませんが・・・なかなか難しいのが現実。

新人の頃は、技術的についていけない事を理由に看護師を続けていいのか悩んだり、業務体制が悪循環で負担が多く責任だけがのしかかっていることを悩んだりしますが、

先輩や上司に関する悩みが本質である場合や、責任感が強すぎることに起因していることが非常に多いですね。
頑張りすぎに要注意！です。

・ようやく一人前になってきた3年目。特に大学病院勤務の方は3,4年目で辞める方が多いです。それは一人前になってきたからこそ、「もっと専門的な道を進みたい」とか、「もっと自分に合った職場はないかな」と悩んだ結果、次の道を歩み始める方が増える為です。

しかし、残った人には「同期がどんどんいなくなり、責任ばかり大きくなる」「自分はどうしたらいいか分からない」「辞め時を逃した！」と言った悩みが。このように3年目特有の悩みが出てきます。

　解決！メディカルCOCOのアドバイス実例

・入職直後から2年目までで、転職を考える多くの方は、相談相手がいなかった事が起因になっています。なので、とことん話を聞いて、とにかく悩みを共有するところから始まります。

そして、今の悩みを解決することを模索します。いきなり好転することは難しいですし、辛い道のりかもしれません。ただ少しずつでもよくなることで、結果的に3年も続いた！となってきます。

すごく頑張って3年続けた時には、その後の選択肢が全く変わってきます。
ご自身の自信につながったり、周りからの評価も高評価だったりと、プラスになる面が多いです。
そのようなお話をしっかりさせて頂き、悩みを解決していきながら、継続サポートしています。
もちろん、どうしてもダメな時もあります。その時は体調を崩してしまう前に辞めれるようにバックアップするので安心してくださいね。

・3年目の方には、現在の立場や今後進みたい方向性をお伺いしています。もっと看護師としてキャリアアップしたいのか、プライベートを優先したいのかは、この時期くらいから視野にいれておいた方が将来的に有利になります。

それが同期が辞めた理由にも関係しているかもしれません。同期が少なくなり、心配になってしまう気持ちはもちろん分かります。

ですが、上司や新人との板挟みになって大変だから、と言う理由だけで辞めてしまっては、勿体無いですし、また同じような悩みで苦しんだりすることの方が多いので、辞めて次に何をしたいのか、どうしたいのかを考えてもらうようにしています

専門分野に進みたい、と考えている方には、まず興味のある専門分野は、今までの職場環境とは全く違う可能性もあります。転職するにも、やはり学ぶには環境は大切なので、希望にあった環境が整っているかも考えて新しい職場を提案しています。

プライベートを優先したいと考えている方には、具体的に優先するところや、妥協するところを明確にして、その環境が本当に希望に合っているかを相談しながら提案しています。