春は着々と近づいています。
春といえば、、社会人にとっては異動の季節ですね。
看護師の世界にももちろん、異動はあります。自分が希望した異動もあれば、思いがけない異動を命じられる場合もあります。そんなドキドキする異動について、皆どんな悩みを抱え、どう対応したらいいのか、考えた事はありますか?
そもそもどうして異動ってあるの?
看護師さんに関わらず、業界によっては異動が当たり前の所もたくさんあります。それらの多くは、様々な知識の習得や新しい人脈の開拓などを目的とし、定期的に異動を行なっています。
大きな医療法人などであれば、もちろんこういった視点で看護師を異動させ、様々な経験を積めるようにしています。その場合病院の方針として異動が受け入れられているので、看護師さんもあまり気にしていないかもしれません。
それとは違い、人手不足解消の為に突然異動が行われたり、人間関係の悪化によりどうしても組織改変を行わなければならなくなった時に急に行われる場合があります。
これらのとばっちりを受けて、大変な思いをされた経験がある看護師さんも多いのではないでしょうか?
望まない異動を命じられたら
事前に希望を出していた場合は別として、多くの場合、異動宣告は突然です。病院によっては、掲示板にいきなり貼り出される所もありますし、看護師長に呼び出されて言い渡される所もあります。
では、自分が望まない異動を命じられたらどうしますか?
まずは上司に理由を聞いてみるべきです。きちんと今後のプランを考えくれた上での異動であれば、その意図を理解しステップアップとして前向きに受け取れると思います。
ただ、先に書いたようになかなか表立って言えない理由で、全体の調整として行われた異動であれば、自分が知りたいと思っている回答は期待出来ないでしょう。
だからと言って、そこで衝動的な言葉を言ってしまうのは、何とか我慢してくださいね。
正職員として働いているのであれば、異動は命令です。従う事を前提に冷静に対処法を考えてみましょう。
自分だけが明らかに不当な異動なのか、新しい配属先の状況はどうなのか、周りの状況を確認してみてください。
この時期は組織全体が慌ただしく、玉突きで異動が起きている場合があります。配属先の評判が今まではあまりよくなかったとしても、メンバーが一層されている可能性もあります。その場合は、チャンスとも取れますよね。
確かに、異動宣告されると、一気に様々な事を行わなければいけません。気持ちだけが焦って、つい感情的になってしまいがちですが、そこでせっかく築いてきた人間関係まで壊すのはもったいないです。
客観的に自分が異動した後の事をイメージしてみてください。
こんな実例も!
異動ならまだしも、一度退職してから新しい施設に行って欲しい、と言われるケースもごく稀ですがあります。
こうなれば、異動とは言えませんよね。確かに全く初めての施設に行くよりある程度同じ系列の施設の方が安心です。条件的にも納得いくものであれば、十分検討する価値はあると思います。
ただ、注意しないといけないのは、この場合勤続年数や有休などもリセットされるはずです。
今の施設で有休を消化できない上に、新しい職場では半年間有休がない状態でスタートしないといけない可能性もあるのです!
退職金などにも影響してくるので、事前にちゃんと確認をした方がいいでしょう。
自分には関係ない、あり得ない、と思っている事が急に起こるものなのです。
まとめ
いかがでしたか?
異動は、もちろんチャンスでもありますが、精神的には辛い部分の方が多いですよね。
どうして自分が?どうしてその病棟に?どうして・・・
悩みは尽きません。
どうしても異動理由に納得が行かず、新しい配属先にも希望が見出せないのであれば、一度頭をリセットして、新しい職場を考えてみてもいいかもしれません。一つの選択肢に縛られる必要はないと思います。
ただ、その判断が正しいのかなかなか一人では分からないと思います。
そんな時、まずプロに相談してみてはどうですか?
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