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①看護師の悩み・・・

医療機関ごとの看護師休み事情〜コロナ禍でどうなった?〜

  • 投稿日:2020年08月05日

看護師さんの悩み相談の中で、どの年代でも多いのが「人間関係」。それについで多いのが「休みの悩み」です。

看護師は給与が高い、というイメージが強いかもしれませんが、それは夜勤を始めとする時間外勤務や、純粋に労働日数が多いからです。その為どうしても「休みが多い職場」や「休みやすい雰囲気の職場」を求める人が多いのかもしれません。

しかし、一般的に休みが多いとされる医療機関でも実際はそうでなかったり、違う問題が隠れていたり、、、

今年は特に新型コロナウイルス感染症の影響もあり、いつもとは状況が変わっています。

しっかりとメリット・デメリットを整理してみましょう。

【休みが多い(取りやすい)とされる医療機関】

1.大学病院・国立病院・民間総合病院
2.クリニック
3.訪問看護


大学病院・国立病院・民間総合病院の休み事情


(メリット)
経営が安定していて福利厚生がしっかり、育児休暇なども取りやすい。
年間休日も他の医療機関より多く120〜130日ある所が多い。
看護師の人数も多い為、休み希望が他の人と重複してもそのまま希望は通りやすく、有給休暇も比較的取りやすい。

(デメリット)
病棟数も多く夜勤はほぼ必須。2交代制か3交代制かによっても違いますが、シフト次第では、「休めていない」と感じてしまう人も。
最先端の技術を求められ忙しいところが多い。
委員会・勉強会に熱心で、休みの日に自主的、とはいえほぼ強制的に参加をしないといけない日も。
もちろん、これらは出勤カウントされないので、年間休日日数に入ります。

現在はコロナ患者受け入れによる医療機関の逼迫、経営状態の悪化により資金力があるとされてきたこれらの病院でさえ非常に厳しい状況です。
コロナ患者対応による人員異動で、他の病棟の人手は足りていません。今現在、一番休みが取りにくくなっているようです。

こう言う時にこそ本来の体質が出てくるので、よく状況を見極めたいですね。


クリニックの休み事情


(メリット)
病棟がないので夜勤がなく、お盆・年末年始も休みのところが多い。
比較的連休も取りやすい。ただ院長先生の判断に大きく左右される。
急患も少ないので突発的な残業も少ないですが、季節性の病気がある診療科はその季節だけは多忙を極める。(花粉・インフルエンザなど)
シーズンごとの働き方を確認しておく事も大切ですね。

(デメリット)
夜勤がない分、年収も上がりにくい。
特定した業務ばかりになるのでやり甲斐を感じにくい。
決められた休みが多い反面、少人数で回しているので、急に休みにくい、融通が効きにくい。

それでもやはり、人気の職場です。結婚や出産を機にクリニックへの転職を考えた人は多いのではないでしょうか。一度就職すると辞める人も少ないので、求人が少ない、という事が最大のデメリットと言えるかもしれません。

現在は、受診控えによる経営悪化で、出勤日数を減らされたり、お盆休みをいつもより長く取らされたり、(その分減給)といつものとは違う意味で休みが多くなっている看護師さんが多いです。採用をストップしているクリニックも増えてきました。今後、コロナの長期化で大きな変化を求められるかもしれません。


訪問看護の休み事情


(メリット)
クリニックと同じくお盆・年末年始が休みやすい。
訪問時間が決められている為、時間の予定が立てやすい。
また日勤帯の中では、比較的給与も高めである。

(デメリット)
連休が取りにくい。
オンコール対応がある。手当はつきますが、休みが多いと思っていると、イメージと違うかもしれません。

訪問看護が初めての人は、訪問後の記録入力にも時間がかかりやすく、慣れるまではサービス残業も多くなります。
また地域によっては、車移動が基本になるので、運転免許がない看護師さんは転職は難しいでしょう。

現在は、休みに関する状況はさほど変わっていませんが、個人宅への訪問は、院内とは違って自分自身で感染防止に務める必要があるので違ったストレス・出費が増えています。また、暑い時期にマスク、フェイスガードをつけての自転車での移動なども過酷だと思います。よく対応方法を確認しておきましょう。


まとめ


いかがでしたか?
医療機関ごとの休み事情の整理と、新型コロナウイルス感染症下での現状をまとめました。

「休みが多い」「休みが少ない」とは自分の感覚でしか分かりません。同じシフトでも人それぞれ感じ方は違います。コロナに対する感じ方も人それぞれです。

自分にとって「何が大切なのか」「何を重視したいのか」がないまま、「休日数」だけで転職を決めると、日々変化するコロナ対策に振り回されるだけで、疲弊してしまいます。
こういった状況も「いい経験」として捉えられるよう、少し見方を変えてみてもいいかもしれません。

休み事情にばかりこだわらない転職活動にしてみましょう。

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