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医療業界の中のコロナ差別〜看護師が抱える不安〜

  • 投稿日:2020年09月02日

先日、小学校から国からのお便りで「コロナ差別はやめよう」と言うプリントを貰って帰ってきました。

正直、余りコロナ差別を身近に感じた事はないのですが、ニュースでもよく報道されていますし、こんなプリントを配布するくらい、深刻な問題になっているんだなぁと実感しました。

今回は周りからではなく、医療従事者の中でもどんどん変化するコロナに対する対応方法について考えてみました。


コロナ流行初期の対応といま


今年2月から3月のコロナが流行し始めた最初の頃は、「プライベートの飲み会は控えるように」「健康管理はしっかり行い不要不急の外出もできるだけ避けるように」と言った声かけくらいで、病院として対応している事を見せる方が優先されていたように思います。

それが長期化している今はどうでしょう。

感染しないように気をつけて、と言うトーンから「何がなんでもうちの病院の関係者からコロナ感染者を出すわけに行かない」といった暗黙の「圧」をかけられているような雰囲気に明らかに変化していないでしょうか?

その背景には、少なからずコロナ差別が影響していると思います。


PCR検査を受けたくない・・・


国はPCR検査の拡充を進めていますが、最近コロナの疑いが考えられる症状が出ても、PCR検査を受けたくない、と思っている人が密かに増えているそうです。

特に、大学生。先日クラスターが発生し話題にもなった事が影響していると思います。その他、保育士や教師、そして医療従事者も「受けたくない」と思っている人が多いそうです。

やはりこれら特定の職種の方は感染後の影響が特に大きいからだと思います。

感染した、と言う事実を突きつけられるより、体調不良としてとにかく引きこもって様子をみたい。

確かに、症状が出ていなくてもPCR検査を受け、コロナ陽性、と診断されると今の世の中の認識だと「感染者」になってしまう。その結果自分の将来に影響を及ぼすほどの差別を受けるかもしれない、と思うと・・・怖いですよね。


差別が差別を


最初にも書いたように、病院内がどんどん「感染者を出さない!」という雰囲気になっていると、感染したかも、と思っても言い出せずそのまま働くしかない、という状況を作ってしまいます。

とは言え、最近の調査では「今自分が発熱と感染疑いの症状が出たらどうしますか?」と言う問いに開業医の29.7%、勤務医の14.7%が「マスクをして経過観察を続けながら診療を継続する」と回答したそうです。

看護師の皆さんも似たような感覚ではないでしょうか。そもそも検査をしてしっかり休みたい、と思っていても人手不足で休めない人もいると思いますが、コロナに感染する事以上に、コロナ差別による制裁を恐れてそのまま働いているのかもしれません。

看護師同士でもコロナに感染してしまうと差別があるようです。コロナ差別は医療従事者の中でもとても深刻だと言う事です。


まとめ


なんだか悲しくなりますね。

人間の性なのでしょうか・・・コロナは完治したのに、差別で自殺した人も、という噂すらあります。もう本末転倒どころではないですよね。

医療機関の事務方・経営に関わる人は、どうしても感染者を出せない!と言う使命感でいっぱいだと思いますがその事で院内の雰囲気が悪くなっていないか、注意してくださいね。

差別を怖がって結果差別をしている、、そんな事がないようにそれぞれがコロナに対して正しく予防できるように早くなってほしいなと思います。

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