仕事にはストレスは付き物ですが、看護師さんは特にストレスが多い職業と言えますよね。
そのストレスを日頃からうまく発散できるかが、看護師を長く続ける上で結構重要だったりします。そのストレス発散の一つに「愚痴」を上手に使っている人もいます。ただ、愚痴にはプラスの要素もマイナスの要素もあるので、上手に付き合うコツが必要です。
今回は、愚痴くらい言わないとやってられない看護師さんに(笑)
愚痴との上手な付き合い方を伝授します!
ストレス発散になる愚痴とならない愚痴がある?!
「愚痴」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
多くの人は、建前的には「言わない方がいい」というマイナスのイメージを持っているかもしれません。
しかし、愚痴を聞いてもらうとすっきりしたりしますよね。心理学的にも愚痴はネガティブな気持ちを前向きに変える効果がある、とされています。
ただ、聞いてもらう相手によっては、逆に愚痴を言ったことを後悔する時もあります。
そうなんです!愚痴は「愚痴がストレス発散になる」と思っている人同士でないと、プラスの効果を発揮できません。
どちらか一人が「愚痴なんて言わない方がいい」と思っていると、より嫌悪感を抱かれてしまい、お互いのストレスになるだけなのです。
自分の感情を落ち着かせるために、少し愚痴を言いたい時は、相手をしっかり選ぶ事が大切です。
マイナスになる愚痴しか言わない人の特徴
人の愚痴を聞く事によってストレスになる事もあります。この場合は、愚痴を言っている人に問題がある事が多いです。
・自分が感じている愚痴は相手も同じように感じていると思い込んでいる
・自分が愚痴ばかり話していると気づいていない
・解決を望んでいる訳ではない
このような愚痴を言っている人が身近にいて疲れていませんか?
マイナスになる愚痴しか言わない人は大抵、悪気がなく一方的です。勝手に相手も同じ気持ちだと思い込んでます。
いつの間にか、自分まで同じように愚痴っていたかのように他の人に言われてしまったり、、、困りますよね。
このような人に最初から深入りしないようにする事がコツかもしれません。
愚痴の聞き役を回避するコツ
愚痴には負の連鎖を引き起こしてしまう力もあります。愚痴ばかり聞いていると、いつの間にかネガティブな事ばかり考えるようになってしまい、体調を崩してしまう人もいます。
愚痴の聞き役になる事が多いな、と感じている人は「愚痴を言いやすい相手」と思われているかもしれません。
それは、相手の事を気遣える優しさでもありますが、自分がその犠牲になる必要はありません。
愚痴を聞くのが辛いと感じている方は
・真剣に聞かない
・解決法を提案しない
・距離をおく
を意識してみてください。いつも真剣に聞いてくれるあなたに甘えているだけかもしれません。あなたの愚痴も聞いてくれる関係であるなら、ストレスにはなっていないはずですよね。
直接、「聞きたくない」とは言いづらいと思うので、休憩時間をずらしてみたり、他の人と一緒に行動してみるなどして、話しかけられないように距離を置く事も有効です。ただ、それさえ辛いのであれば、そんな環境で消耗する必要はないですよ!
さいごに
看護師は女性の多い職場なので、愚痴で盛り上がったり、愚痴が共通の話題となり仲間意識ができたりする事もとても多いと思います。
愚痴を言う事で気持ちが落ち着き、次への意欲に繋がっていればいいのですが、愚痴がストレスになっている場合は、環境を変える、という選択を考えてもいいかもしれません。
あたなは愚痴と上手に付き合えていますか?