緊急事態宣言が解除になっても、今までと同じ生活ができるようになるのは、きっとまだまだ先。
「新しい生活様式」と言う言葉もよく耳にするようになりました。それと同じく「アフターコロナ」「ウィズコロナ」と言う言葉も多く聞きます。結局治療薬が開発されるまでは、世界はコロナとうまく付き合っていくしかありません。それは医療従事者の看護師さんにとってはもっと身近な事かもしれません。
と同時に、これからどうなるのか、漠然とした不安があるのではないでしょうか?
転職市場においても、進みつつある「オンライン面接」。看護師さんの転職ではどうなのか、オンライン面接のメリット・デメリットをまとめてみました!
コロナ禍における医療業界のオンライン面接の実態
人との接触を減らす、と言う感染予防の観点からオンライン面接はとても有効です。現に、このコロナ禍を期に他の業界ではオンライン面接が徐々に増えています。最終面接は対面だとしても集団面接になる1次、2次面接をオンラインに切り替える事は、定着していくと思います。
医療業界においても、大学病院や大手医療法人系の病院では元々テレビ会議などを使っていたと言う背景もあり、抵抗なくオンライン面接を導入している所もありますが、全体としては「まだまだ」といった状況です。
元々他の業界より何年も電子化が遅れていると言われる医療業界。採用の現場においても、コロナ禍が落ち着くまで中断していたり、感染予防対策をした上で通常通り対面で行っている所がほとんどです。
しかし、コロナ禍の長期化が懸念される中、いつまでもこの状況のままなのでしょうか?
医療業界のICT化に備えて
ICT=情報伝達技術、ITと違ってコミュニケーションと言う概念が入っている事がポイントです。IT技術をどう使うのか、と言う意味があります。
このコロナ禍の状況で医療業界も変化しています。看護師さん自身も感じていらっしゃるのではないでしょうか?
業務効率の面からも、看護師さん自身が電カルだけでなく、タブレットやスマホ、はたまた医療用ロボットを使いこなし患者さんのバイタルチェックを行う業務も当たり前になるかもしれません。
このようなICT化が進むと「オンライン面接」についても、今よりもっとハードルは下がるでしょう。
転職を考えているなら「看護に関係ない」「私は苦手だから」「やり方が分からない」と敬遠せず、興味を持っておく事が大切かもしれません。
オンライン面接のメリット・デメリット
では、看護師さんの立場で、オンライン面接のメリット・デメリットとは何でしょう。
【オンライ面接のメリット】
・移動時間を考えなくていいので、時間に余裕が持てる
・地域を選ばずに応募できる。交通費もかからない!
・周りの雰囲気に呑み込まれず、普段の自分をアピールしやすい
・何件も応募しやすい
【オンライ面接のデメリット】
・背景に気を使う
・対面と比べると雰囲気や印象が伝わり難い
・同じ空間にいないので淡々とした印象になる
・話し出すタイミング、間の取り方が難しい
デメリットと分けて考えたいのは、オンラインに慣れていない事による不安です。
パソコンを持ってないからできないのでは?
途中で回線が切れたらどうしよう?
そもそもやり方が分からない・・・
こんな方も多いのではないでしょうか。
対面も!オンラインも!面接対策します。
新型コロナウイルス との闘いが続く中で、人手不足と感染防止の両方を成り立たせていくには「オンライン面接」が必要になっていく事は間違いありません。
応募したい医療機関がオンライン面接のみの対応であった場合、諦めますか?
メディカルCOCOでは、オンライン面接に不安を感じる看護師さんには、何度も模擬オンライン面接を行い、操作方法や、オンラインでの見え方のアドバイスなどの面接対策を行ってます。
面接時には、操作方法を心配するのではなく対面時と変わらず「想いを伝える事」に集中できますよ。
もちろん、対面がいい、と言う方には直接お会いしてお話を聞きながら操作方法も直接説明しますので安心してください。
最後に
現在、コロナ禍で人との接触を避けなければいけない、と言う事を建前に、「電話だけ」「メールだけ」「面接には同行しない」が当たり前という転職エージェントが増えているようです。
それだけで自分にあった転職先を探すのはとても難しいと思います。
メディカルCOCOでは、「対面」「オンライン」それぞれの利点を活かし使い分ける事で、安心して看護師さんが転職活動を行える体制を整えています。
新しい時代へ。一緒に適応していきましょう。