そろそろ本格的な夏休みシーズンが始まりますね。最近は、お盆期間に限定せず、バラバラに取得する企業も増えてきましたが、看護師の皆さんはどうでしょうか?
なかなか長期の休みが取りにくいイメージのある看護師さんですが、夏休みを満喫できるまでには、様々な壁があるようです。今回はそんな看護師さんの夏休み取得事情に迫ります!!
看護師の夏休み期間って?
そもそも看護師さんの休みは勤務先によって様々です。4週8休や4週6休、週2日制など。この休みしか取れない病院もあれば、これとは別に夏季休暇と正月休みを別途支給のところもありますが、看護師の年間休日の平均は115.1日。
休みを効果的に使ってリフレッシュしたいですよね。
夏季休暇が取得できる病院では、6月〜10月、6月〜3月(もう夏季ではありませんが)で3日間。人と被らないように順次取っていく、という所が多いようです。
ここで要注意なのが、この夏季休暇と有休を連続して取得がNGな病院もある、という事です!!初めて夏季休暇を取るときは周りの先輩などに事前に確認しておいた方がいいかもしれません。
知らないと泣きを見る?!暗黙のルールとは
やはり夏休みは、楽しみですよね。
その為の旅の予定は早く決めたいし、できればオフシーズンの安い時期に行きたいし・・・。なのになかなかシフトが決まらずイライラした経験がある方は多いのではないでしょうか?
多くの病院では5月から6月にかけて夏休みの希望確認が始まります。
まずは自分の希望を書いて、被った人と後から調整すればいい、と気軽に考えて記入してしまうのは危険です!!
夏休みの希望を出すのは「年功序列」といった暗黙のルールがある所がほとんどなのです。
特に「お局様」と位置付けられている人より先に希望を記入するのはご法度。くれぐれも気をつけましょう。
しかも困った事に、先輩の中には、夏休みに執着していない人もいます。その為なかなか記入してくれない、という最悪のケースも!
これも看護師あるある、と言えるかもしれませんが、知っておけば我慢できそうですよね。
夏休みを取る時期にも注意して!
夏休みの取得方法については、師長の考え方によって変わったりもしますが、
「新人が最初に夏休みを取ってはいけない」という病棟もあれば、「新人から取るように」という所、
「お盆に休んでくれた方がいい」という所があれば「お盆に休むなんてありえない」という所もあり、
それぞれの病院で文化がかなり違います。やはり初めての病院ではまず先輩やプリセプターなどに夏休みの取得に関して独自のルールがないか、確認しておいた方がいいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
普段の有休でさえなかなか申請しにくい看護師の皆さん。夏休みを取得するまでにも気をつけるべき壁があります。まずはその壁を乗り越えやすくする為にも、日頃からのチームプレーを大切に。
みんなが気持ちよく夏休みを満喫できるように一人一人が思いやりを持てる現場になれば、最高ですね。